オフコンとパソコンの違い

1998年9月21日

メーカー系の販売店では、相変わらずオフコン中心のシステム販売になっていることを知りました。2000年問題や、リース切れの入替の時にオフコンを提案すると、お客様側からパソコンにしたいという要望があるそうです。販売店側では、パソコンLANに対する実績が無いために、その提案が出来ないわけです。一方、お客様側は、パソコンは安いという評判を聞きつけて、パソコンにしたい訳です。

企業の業務処理を行う上で、業務そのものを処理すること自体はまったく同じですが、オフコンとパソコンの違いとは何でしょう。

パソコンのメリットは、
1.ハード価格が下がるために、端末やプリンタの台数が増やせることです。ネットワークの性能が、オフコンと比較して落ちることはありません。接続の自由度は、パソコンの方が上です。
2.価格の割に、ハードの容量を大きく、スピードを速くすることが出来ます。オフコンでは、2・3ヶ月しか持てなかったデータを、2・3年持てるようになります。
3.優れたOA処理ソフト・パッケージソフトを使うことが出来ます。オフコンはメーカー毎にソフトが違いましたが、基本的にハードメーカーに縛られません。いいものを選ぶことが出来ます。
4.高価なハード・ソフトを購入せずに、オンラインが出来ます。インターネットはオフコンでは出来ません。
5.画像処理、グループウエアなど、オフコンに出来なかったことが出来ます。

パソコンの欠点は、
1.機械の作りが弱く耐久性に欠けることです。
2.技術革新が早く、機械の陳腐化が激しいことです。
3.OSの不良で、端末が原因不明でダウンすることがあります(Windows95)。
4.一つのメーカーでサポートが受けられないことです。悪く言うとハード・ソフトが寄せ集めです。

オフコン販売店が、パソコンLANにスムーズに移行できない理由はこの欠点3、4にあります。これらの問題を業務に支障が無いように解決しなければなりませんが、現状は問題なく運用できています。

中小企業でのコンピュータシステムはパソコンLANで十分です。オフコンは無くなる状況にありますが、パソコンが安いからといって業務処理が簡単になる訳ではありません。