無線LANの話

1998年9月26日

パソコンを複数台接続するLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)で、無線が使えると言う話です。

LANを最初に始める時、その伝送速度は毎秒10メガビットだと聞きました。この速度が、オフコンの端末などと比べてどの程度なのか検討もつきませんでした。オフコンでは本体と端末間のスピードなど見たこともなかったからです。

実際に使ってみて、そのスピードはオフコンの上位と同じか、それより速いような気もしました。毎秒10メガビットのLANの場合、ファイル共用やプリンタ共用で使っている限り、端末の性能差が大きく影響し、ケーブルの伝送速度はあまり影響がありません。

無線LANの現在の標準の速度は、毎秒2メガビットだそうです。使い方としては、ケーブル配線のしにくい所に無線を使うといいとのことです。特に、一般道路をまたいではLANケーブルを張れないため、ビルとビルの間を接続するのに最適とのことです。電話の専用線よりスピードがあり、しかも利用料が掛かりません。

毎秒2メガビットのスピードを使ったことがありませんが、広い工場などで建物間を接続するのにも使えるかも知れません。最近、遠隔地の端末を毎秒64,000ビットのISDN回線を使って接続しようと考えているくらいですから、その約30倍のスピードは使えるのではないでしょうか。

但し、無線LANの装置は、ノート端末用が10万円、デスクトップ端末用が14万円、ハブ用が31万円、ビル間接続用が44万円位するそうです。LANケーブルの配線が面倒なため、使えるのではないかと甘い期待をしていたのですが、電話回線の代わりにはなっても、通常のLANケーブルに代わるものではないようです。

この夏に、現在のLANを超える、毎秒11メガビットの新しい無線LANの国際標準化が始まったそうで、99年中には、その製品が登場しそうだ、とのニュースがありました。

西暦2000年になったら、面倒なLANケーブル張りをしなくて済むかも知れません。いや、すでに出回っている毎秒100メガビットのケーブルが標準になっているかも知れません。