自動車整備システム

1998年10月23日

パソコンの業務用パッケージシステムで、有名な「自動車整備工場システム」があります。数年前に2個所のユーザーの商談で、このパッケージシステムとぶつかりました。

片方では、このパッケージは何でもそろっていていい、と言うことで商談は成立しませんでした。もう一方では、こんなに込み入ったシステムでは、と言うことで採用していただきました。

パッケージは、部品単価や車両登録用の型式指定番号まで登録済みで、ありとあらゆる帳票が印刷できると言う、至れり尽くせりのシステムです。我々のシステムは、部品は自分で登録して下さい、型式指定番号は車両登録で無ければ登録され、存在すれば次回の登録時に使えます、帳票はこれしかありません、と言うもので、本当に必要なものしか入っていません。

最近、このパッケージを採用したユーザーに呼ばれました。自動車の整備工場システムが2000年に対応していないとのことで、我々にも提案書を出してくれないかと言う訳です。

色々と話を伺うと、2000年対応が出来ていればこのままで使いたいのだが、車検満了日が2000年以降のものは平成11年と表示されるそうで、すでに問題が発生していました。5年前に導入したシステムが2000年に対応していない訳ですから、使う側としては納得できません。

また、そのパッケージの売り物である登録された部品単価は使わず、ほとんどの帳票は使っていないとのことで、これとこれだけがあればいいんだよ、と言う訳です。使っている内容は、我々のシステムに近いものでした。

この有名なパッケージは、整備工場でも窓口専門の担当がいるような規模でないと、使い切れないパッケージのような印象を受けました。

何でもがそろったシステムの方がいいように見えますが、ありすぎて邪魔になることもあります。ありすぎることが難しくし、使いづらくしてしまいます。使わないものは、メニューから消せるといいのですが。

★型式指定番号:車検証にある番号で、類別区分番号と合わせて、車の仕様が決まります。