SEを選ぶ

1999年1月25日

朝日新聞「編集長インタビュー」(99年1月24日)に「MDRT(百万ドル円卓会議)」の話が出ていました。生命保険の外交員のトップがメンバーになっている会ださそうです。会員の資格は前年の新契約が25件以上、手数料収入が約800万円以上、しかも全体の上位6%に限られ、1年限り、と言う厳しいものだそうです。現在、日本で千四百人の会員がいて、その会長を務める「石井清司」さんの話です。

「アメリカで金融制度改革があった七十年代から八十年代にかけて、実はMDRTが非常に注目されたんです。当時保険会社が随分破たんしたのですが、MDRTの会員を通して保険に入っていれば大丈夫だと。保険会社を選ぶ時代から、そこに介在する外務員を選ぶ時代に変わってきたんですね。日本でも今、保険料にいろいろ違いが出てきて、リスクもあるんですよという形にどんどん変わってます。だから企業格付けのように、保険を扱う外務員の格付けが問われるようになると思います。現に業界全体で一時は四十四万人いたのが、今は三十四万人に減っています。」「・・・ビッグバンで、企業の論理よりお客様の論理にいかに会社を近づけるかを問われる時代になった。外務員の差が大きな意味を持つようになったわけですね。」と言うことです。

コンピュータのソフトの世界では、生命保険の場合よりももっとSE(システムエンジニア)を選ぶことが大事です。システムを聞き取り調査から開始して構築するような場合は、担当のSEにより出来上がりは使い易くもなり、下手をすると失敗することにもなります。このことを教えてくれたのは、著者を忘れましたが、当社のキャッチフレーズにもしている「コンピュータを活かす」と言う本でした。この本を読んだ頃は、SEを選ぶ方法が分からなくてその人の経歴書を出してもらったこともありました。

今なら、営業だけでなく、担当になるSEと話をして見て、話をよく聞いてくれて、その人の話がよく分かることを一番に考えるのが良いと思います。しかも、導入したい業務に就いて対等に話が出来て、自分よりも詳しい位であればなお安心です。あとは、その人がどんなユーザーを経験したか、そのユーザーがうまく稼動しているか、その辺がわかれば問題ないと思います。くれぐれも会社の名前だけで選ばないこと、大きな会社でもSEの当たりが悪いと失敗します。