遠隔指導のすすめ

1999年1月29日

1月6日に「遠隔保守のすすめ」という記事を掲載しましたが、今回それを更にすすめた環境を構築することが出来ました。

道具としては前回の内容と同じで、遠方のユーザーにパソコン一式を導入し、ISDN回線で「MN128−SOHO」というルーターを使います。遠隔操作には「ネットサポート」というソフトを使用します。

手順としては、遠方のパソコン一式を起動してもらい、当社からそのパソコンに接続します。そして「ネットサポート」を使ってユーザーのパソコンを遠隔操作して、当社のプリンターを共用するようにします。専門的に言うと、遠方のパソコンを当社サーバーのクライアントにしてしまいます。

するとユーザーのプログラムを動かして、印刷を当社のプリンタにすることが出来ます。データやプログラムはすべてユーザーのパソコンにありながら、そのデータの印刷をこちらのパソコンから指示して、こちらのプリンタに印刷出来るわけです。

そんなことは当り前じゃないかと言われそうですが、従来のやり方ですと相手のデータをごっそり転送してもらい、そのデータをこちらで印刷するやり方しか出来ませんでした。業務全体のデータを受け取るのは、データ量から見て非現実的な話です。こちらにもプログラムからデータまで全く同じ環境が必要になり、無駄が多くなります。

この結果何が出来るかと言いますと、毎月訪問して一ヶ月分の仕訳をチェックして、間違いがあればそれを修正して月次の決算を仕上げるという作業が、こちらに居ながらにして出来るようになります。必要であれば、内容の修正もこちらで出来て、月次の決算を仕上げることが可能になります。

税理士事務所が多くの顧問先を事務所に居ながらにして指導するのにいい方法ではないかと思います。また、親会社が子会社の財務指導をするとか、出先に入力担当者しか居ない場合に本社で後処理をしてあげるとか、色々な局面で利用できそうです。