LAN導入時の悩み

1999年3月17日

コンピュータの入替え時の悩みとはどんなものでしょうか。最近の例ですが、ユーザーにとっては大きな二つの悩みがあります。

第一に、数社から見積が取ったが、機械のレベルが違うという問題です。パソコンLANの場合に、サーバーをどの程度にするか、提案する側の考え方で大きく異なっているようです。異常に高級なサーバー専用機を提案して来る会社もあります。

24時間稼動でないサーバーに、高級な専用機は必要ない、という考え方の我々とは大きな開きがあります。始めてパソコンLANを導入するユーザーには非常に分かりにくいことの一つではないでしょうか。我々は、今までに何社か導入して、その稼動状況を見て提案していますが、お客様にとってはそのことがわからないようです。

昔から、オフコンを導入する場合など、他社の導入事例をよく見たものです。今でも、この程度の規模なら、この程度の機械を使うというのは同じだと考えます。それほど極端に違うはずがありません。過剰な仕様のサーバー機を入れるより、端末の数を1台でも多くして、一人一台を目指すべきではないかと考えます。


もう一つの悩みとしては、「あれもやりたい、これもやりたい」、そんな悩みがあります。この際だから、何もかもひっくるめて、安くしてもらった方がいいというわけです。「せっかくコンピュータを新しくするのだから」と欲張って、今までしたことも無いことを、させようとしたがります。

手でもしたことが無い、考え方の固まっていない思い付きを、コンピュータが出来たとしても、その結果が使えるものでしょうか。コンピュータシステムはその会社の身の丈に合ったものでないと、運用が難しいものです。

入替え導入に関しては、過剰な期待でなく、従来の業務を出来るだけ改善する方向で機能を盛り込むように考えたらどうでしょうか。パソコンLANになっても、業務処理の道具としての位置づけは変りません。