指紋認識

1999年9月8日

 先日報告しました自動認識展の詳細です。今回はバイオメトリックス(生体認識)の一種としての指紋認識です。詳しくは、画像もありますので関連リンクでご覧いただきたいと思います。

 富士通サポート&サービス株式会社が販売している指紋認証システム、「Fsas指紋認証システム」を詳しく見せてもらいました。すでに発売済みの商品で、実際に見て、使えると感じましたのでご紹介いたします。

 使い方は、端末に指紋を読み取る装置を取り付けます。日本電気、オムロン、富士通電送の装置があります。価格は3万〜5万円とのことで、それほど高いという感じは受けませんでした。余分な装置が必要で、金が掛かる、これが欠点かもしれませんが。

プログラムを立ち上げて、自分のパスワードを入力すると、指紋の認証をするための指示が出ます。登録した指を5秒くらい置くと読み取れて、サーバーの方へ確認をしに行きます。登録されたものと合っていれば、次の処理が可能になります。

指紋読み取りに時間が掛かるような気がしましたが、確実な認証の方法としては、少し時間が掛かるくらいは仕方が無いかな、そんな感じです。

 指紋の登録は、登録プログラムを起動させて、決めた指の指紋を3回読み取らせます。3回を照合して、指紋の配列を記憶させる方法のようで、これをパスワードと同時に認証サーバーに記録します。

1回登録すれば、社内の業務を行う時や、社内のイントラネットサーバーにアクセスする時に、照合を行うことが出来ます。指紋が登録されていなければアクセスが出来ないわけですから、非常に強力な認証システムといえます。

 もう一つ、指紋をICカードに覚えさせて、それと指紋認証を行う田村電機のデモもありました。上記との違いは、指紋をサーバーに記録させるのではなくて、非接触型のICカードに記録します。

認証は、自分のコードを入力するところでICカードを読取機にかざします、すると指紋読取を要求しますので、読取機に指をのせます。上記と同じ日本電気の読取機でデモを見ましたので、読取時間は同じくらいのものでした。

このデモの本来の目的は、非接触型ICカードだったようですが、指紋をカードに記録出来るところが目新しく思えました。ICカードを盗まれても指紋が違えば認証できません。強力な認証システムといえるのではないでしょうか。

 ICカードと指紋認識装置をセットにしたキーボード(エム・シー・エムジャパン株式会社)、指紋照合機を勤怠管理に使ったシステム(デュプロ販売株式会社、日本ユニカ株式会社)なども展示されていましたが、デモが動いていたのは上記の二つでした。

関連リンク: 「Fsas指紋認証システム」、 田村電機 カード関連機器、