リライト可能ICカード

1999年9月10日

 先日報告しました自動認識展の詳細です。今回はリライト可能ICカードです。展示場で見たのはこの秋に製品化されるトッパンフォームズの「ファインリライトカード」と、田村電機のものでした。関連リンクでご覧ください。

 クレジットカード、キャッシュカードと誰もが何枚かは持っていますが、これはすべて磁気ストライプの入ったカードです。また、良くポイントカードももらいますが、磁気ストライプの入ったカードであったり、テレホンカード状の物であったり、番号のみを書いた紙のカードだったりします。

 今回見たのは、クレジットカードの形をしていて、カードの表面に表示が出来て、その内容を毎回書き換えが出来るものでした。リライトカードで見掛けるのは、PETサーマルリライトカードというテレホンカード状のもので、それとは違います。カード自体にICチップが埋め込まれていて記憶容量が多いこと、磁気カードも兼ねること、しかも表面に内容を表示できることなどが特徴です。

 ICカードでありながら、ポイントカードとして何ポイント溜まったかを表示出来ます。会員カードなどで、使うたびにポイントが見えて、増えていったら持っている価値が何倍にもなるかも知れません。店舗のPOSシステムと連動して顧客カードのポイントを増やしたり、連動しない場合でも単独の機械に読み込ませてポイントを増やすことが出来ます。


 ポイント表示・キャンペーン案内表示など、顧客に状態を知らせる機能と、顧客データベースによる利用状況の把握で、より強力な販売の武器に出来るのではないかと考えました。

 また、ICカードの使い方は、前の指紋認識でも書きましたが、田村電機のデモは指紋をICカードに記憶させる方法でした。ホームページには機器の説明しか出ていませんが、非接触型ICカードは色々な可能性を持ったカードのような気がします。しかも大きさは現在のクレジットカードと全く同じです。

 これからは、置けば読み取れる、かざせば読み取れる、そして書き込みもする、そんな非接触型の装置が我々の前にも出てくるのではないかと思います。


 今回、自動認識展で見たものを4回に渡って書きました。専門の方には特別のものではないかもしれませんが、二次元バーコード・指紋認識・声紋認識・顔認識・リライト可能ICカードなど、「百聞は一見にしかず」とは良く言ったもので、私の目には新鮮に見えました。これから開発するシステムの中に取り込めるのではないか、そんな気もしています。

関連リンク: ファインリライトカード、 田村電機 カード関連機器、