モバイルコンピュータ(2)

1999年9月24日

 9月21日の続きです。World Pc Expoで同時に開催されたセミナーを受講しましたが、その中でNTT東日本の高川雄一郎氏の「パーソナル・コミュニケータを実現する技術」という題名の話を聴きました。正直なところ、IMT2000とかPDAとか聴きなれない言葉が多く、その場では理解出来ない部分が多くありました。

インターネットでこれらの言葉を検索して、やっと話の全貌が見えてきました。【IMT2000】というのは「次世代移動通信システム」のことだそうで、次の次あたりに来る携帯電話の通信方式のようです。【PDA】は「携帯情報端末(Personal Data Assistance)」のことで、シャープのザウルスやカシオのカシオペアなどが有名だそうです。中にはパーム(Palm)というOSを使った機種もあります。

 先日書きましたIBMの【Work Pad(ワークパッド)】がパームOSを使った一つであり、パーソナル・コミュニケータの道具として特に人気があるとの話でした。私が気に入ったのは、【インテリシンク(Intellisync for IBM WorkPad)】と言って、ワークパッドの中の住所録や予定表と、パソコン上の住所録や予定表との同期をとるシンクロソフトがあることです。

 パソコンが一人に一台使える時代になると、パソコン上でスケジュールを管理したり、仕事リストを作成したり、メモを書いたりと、従来手帳でしていたことがほとんどパソコンの中に入ることになります。しかし、パソコンに入れても、持ち歩く手帳にも同じことを書き込まなければなりません。この二度手間が非常にわずらわしいものです。

これを無くしてくれるのがインテリシンクというシンクロソフトです。どちらかに記録した情報が、パソコンと情報端末を接続すれば同じ内容に書き換えてくれるわけです。1回の記録でそれを何回も使う、これがコンピュータの最も得意な分野ですが、異なった機械のデータを同じ状態にしてくれる。これからの情報端末には無くてはならない機能ではないでしょうか。

 ワークパッドの使い方としては、住所録・予定表の利用が最も多いそうで、乾電池を使って2ヶ月使用できるそうですから、非常に実用的といえるのではないでしょうか。それに驚いたことに、200万カウントを超える専門の紹介ページ【Muchy's Palmware Review!】がネット上にありました。これほどに詳しい紹介があれば、器用な人ならすぐに使えるようになりそうです。

関連リンク: IMT2000、 PDA、 WorkPad、 IntelliSync 日本語版 3.1、 Muchy's Palmware Review!、