データベース、3つの罠

2002年9月20日(金)

 中小企業の業務をシステム化する時、陥りやすい問題がわかりやすく書いてあります。また、その解決方法もご覧になれます。
以下、その記事をそのまま抜粋して掲載します。

日経BP社「BizTech」 2002年9月18日の記事より
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/comp/207211

『中小企業のデータベース設計、3つの罠』

『データベースを作ったものの業務に活用できていない企業では、データベースの目的が曖昧であることが多い。

 ありがちなパターンが「あいまい症候群」である。「販売管理データベースを作って合理化しよう」、「顧客管理データベースを作ってマーケティングに活かそう」といった紋切り型の言葉をイメージするだけで、具体的にどうするかを考えていない。例えば、顧客管理が目的の場合でも、電話を受けたときに瞬時に顧客を検索したいのか、それとも、過去の受注履歴を見たいのか、はたまた顧客の応対履歴(営業日報のようなもの)を残したいのかなど、具体的な目的が異なれば、データベースの作り方は全然違う。

 2つ目のパターンが「コレクター症候群」だ。紙で管理しているデータをとにかくデータベース化しようとする。確かにデータベースを作れば、データの検索性や再利用性は増す。しかし、業務は複数のデータが絡みあって進むため、台帳などを個別にデータベース化しても、あまり効果は期待できない。逆に、紙ベースで仕事を進めていた方がデータベース化するよりも効率が良かったという結果になる恐れさえある。

 3つ目は、データベースに詳しい人が陥りがちな「欲張り症候群」である。例えば、見積書作成から、受注管理、在庫管理や入金管理まで、様々な業務を連携するデータベースを一度に実現してしまおうとする。確かにデータベースを連携すれば可能だが、本当に作り終えられるかわからない。まずは、効果が期待できる範囲の目的に絞り込むことが成功への近道だ。』

全文は、SmallBizホームページの「IT21 Report」欄へ
http://smallbiz.nikkeibp.co.jp/pre/it21repo020918/