東証のシステム不具合

2006年1月29日(日)

 昨年から東証のコンピュータのソフトの不具合が問題になっています。誤って出した注文を取り消すことが出来ない仕組みで、取引の全体に影響を与えてしまった。ライブドアの影響で、処理可能な件数の上限に達しそうで、取引全体をストップさせた、と。

 前者はプログラム仕様の問題でもあり、コンピュータ以前の運用に関する規定の問題でもあります。「数十万円の株を1円で売り」、というような明らかな注文間違いは全て無効に出来ると決めたらどうでしょうか。または、すぐに取り消しが出来て、間に合わなかったものは仕方がないとしてもいいのではないでしょうか。

 取り消したくてもそれが出来なかったという仕様が問題のような気がします。


 後者の、処理件数の上限に達しそうで取引を停止したというのは、処理能力の問題で、東証の怠慢としかいえません。株式の分割を認めた段階で、またネット証券の増加を見た段階で、早急にシステムの増強に取り掛かるべきです。

最近の株取引は個人投資家の増加によるところが大きいといいます。しかも取引の単位が下がり件数が増えていることも個人投資の増加を促しているといいます。そうであれば、処理件数が増えるのは必然ではないでしょうか。

われわれが開発するシステムでも規模や件数のことは常に頭にあります。まして、日本を代表する会社のシステムがそんなにお粗末でいいのでしょうか。